副腎疲労を治すためのヒント集サプリメント


■2つのことを同時に

テレビを見ながらSNSするなど、複数のことを同時に行うマルチタスク(高速で脳を切り替える)をすると、ストレスホルモン「コルチゾール」がでて、記憶力、情報処理能力が著しく低下する。IQも下がり認知症のような状態になる。 特に女性はマルチタスクか得意な分、疲れやすいので注意
ストレスを受けると、脳の扁桃体が活動、副腎から様々な物質が出る。それがストレスホルモン。そのストレスホルモンの中で今注目されているのがコルチゾールコルチゾールが脳内に増えすぎると、脳を(海馬=記憶、感情)破壊する



■ホルモン分泌の異常により昼夜逆転生活に?

いくら休んでも疲れが取れない、頭は冴えているのに体が動かないといった症状が代表的だが、
「朝は体がつらくて起きることができないけれど、夕方ごろから元気が出てくるという症状が特徴的。
これはコルチゾールの分泌の乱れによるものです。
コルチゾールは脳の活動源でもあるため、健常であれば、朝に最も多く分泌し、夜にかけて徐々に減っていきます。
ところが副腎の機能が低下すると、これが逆転し、夜に体が興奮状態になります。

すると夜更かしをしてしまい、次の朝もまた起きられないという悪循環にもなりやすく、周りからは、ただ怠けているだけ、と誤解もされやすいのです」。

ストレスは精神性のものだけではなく、「カビがまん延した部屋の空気を長期間吸い込んだことによる慢性的な感染症や、
体に合わないものを食べ続けたことによる腸の炎症といった肉体的なストレスも原因に。炭水化物や甘いもののとり過ぎもよくありません」。



■コートリル服薬で相当

副腎疲労=軽度の副腎機能低下なら適切なコートリル服薬で相当良くなるはず。人によってミネラルコルチコイド補充もあり。
それで変わらないなら、甲状腺や他ホルモン、それ以外が原因。
こういう単純なことを難しくして目くらまししてる。

副腎疲労=副腎機能低下ではないよね
クスリ聞かないもん。
ツイッターの副腎疲労アカの人で
コートリル飲みまくってた人いたけど全然効かないっていってたよ





糖質制限で悪化

糖質制限をしたら副腎疲労が悪化した。糖質制限は絶対に間違い


僕の場合には約2年前から糖質制限をしていましたが、先生はそれが副腎疲労を悪化させた原因だと強く僕に主張してきました。

糖質が人にとってやはり最も大事な栄養素だからです。
糖質は脳と赤血球のエネルギー源として重要な役割を持っているので、これがないと生命の維持に支障が出てしまいます。

ただし、すぐに何らかの問題が出ることはないのが身体の凄いところで、糖が入ってこないとわかったときには、
肝臓がタンパク質を構成しているアミノ酸を糖に作り替えてくれるのです。これが糖新生と呼ばれるもので、夜中とか絶食時に糖がなくても大丈夫なのはこの糖新生のおかげだそうです。


糖を生産する副腎の疲労を呼び起こし、副腎疲労へと繋がったようです。

僕の場合には、もともとあまりにも調子が崩れたことから、もう何か対策を練らないといけないということで糖質制限を取り入れたのが始まりです。

他にも栄養状態のチェックをすることとかも視野には入れていたのですが、栄養療法となると検査やサプリが高額で手が出せないことから、手軽に自分で出来る糖質制限を選んでいたのです。当時はお金の問題だけのことでした。栄養療法に進んで行けば、今よりももっと早く副腎疲労に行き着いていたはずです。

副腎疲労なんて今でさえそんなに知名度があるわけでないので、仕方か無かったと言えば仕方ないのですが、後悔してもしきれません。
人生を棒に振っている訳ですから。こんなに不健康になるなら、まだ窃盗とかで何年か刑務所に入っていた方がマシだとすら思えます。




■「寝ても寝ても 眠い…。」

春眠暁を覚えず…と思っていたら すでに6月。
眠くて眠くてたまらない…。

そんな症状も 実は副腎疲労の症状です。

眠い イコール サボり癖 ??

自分を叱咤激励しても
前の晩に早く寝ても
日中に眠くてたまらないのは
副腎疲労 特に 髄質の疲労かもしれません。

副腎髄質からは カテコラミンが分泌されます。
このカテコラミン 特にドーパミン
日中に やる気や意欲、気分の高揚をもたらし
元気の源となる神経伝達物質です。

しかし 副腎疲労の方は
副腎髄質からの分泌も相対的に不足し
やる気が起きず 眠くて 体が動きません。
気づくと寝てしまっていた…。
そんな方は 身体からのSOS。 副腎髄質サポートをしましょう。

特に この6月は 髄質の疲労を抱える人が増えます。
何故か?
4月からの新年度で 忙しさや緊張感が続き
副腎は休む間も無く働き続けます。
そこに 春から夏に向けての暑さで 身体は慢性的なミネラル不足。
消化機能も落ち始め タンパク質を摂取していても アミノ酸の吸収率が低下している方が多くなります。

カテコラミンを産生するためには
フェニルアラニンチロシンなどのアミノ酸
消化に必要な 胃酸や消化酵素
ビタミンC やビタミンB群
メチルドナーサプリメント(メチル葉酸やメチルB12、SAMeなど)
ミネラル
適量のコルチゾールなど
充分な栄養素が必要となります。

そして これらを使って代謝
カテコラミンを産生するためのエネルギー。
エネルギー工場のミトコンドリアの活躍に必要な栄養素の確保が重要です。
ビタミンBやコエンザイムQ10、良質な脂など。

ドーパミンが不足してそうだからと
アミノ酸サプリメントだけ補っても効果を感じない人は
ビタミンやミネラル不足、ミトコンドリアサポート不足かもしれません。

忘れてならないのは
ミトコンドリアサポートの一つである「解毒。」
足すだけがサポートではありません。
引き算も大切です。


汗かいて(解毒)、エレクトラライト(ミネラル補充)飲んで、
昼寝(副腎サポート)して
薬味たっぷりのタイ料理(タンパク質+解毒に最高です)食べて
重曹入りのお風呂でのーんびりして
早めの就寝。








■副腎疲労標準治療手順

治療の流れ
1.副腎機能回復・腸内環境改善 (1〜2 か月)
サプリメント
マグネシウムドロップ 1tsp×2(朝食前・朝食後)
乳酸菌 朝食前
オプティマルアドレナル 朝食後1〜3 粒(体調が良くなってきたら中止)
食物繊維(エンデファン)朝食前 大さじ1 杯(15g)×1 回
(腸の調子がよくなったら開始)
【食事】
乳製品CUT、脂肪制限
避ける:トランス脂肪酸
マーガリン、ショートニング、加 工 油 脂 、ファットスプレッド
植物性油脂、スナック菓子やクッキー等、シチュー等のルウ、
マヨネーズ、インスタント食品、パン、菓子パン、レトルト食品、
ファストフード、古い油、アイスクリーム、チョコレート
減らす:オメガ6(べにばな油、コーン油、サラダ油)
増やす:オメガ3 亜麻仁油、シソ油、エゴマ油、DHAEPA 青魚

2.カンジダ除菌 (約2 か月)
カンジダ除菌準備 (1 週間)
サプリメント
食物繊維(エンデファン)大さじ1 杯(15g)×1 回 (朝食前)
【食事】
副腎機能回復期食+高繊維食、でんぷん質CUT
その他の基本は以下です。

〜適している食材〜
アーティチョークブロッコリースプラウト、オリーブ、アスパラガス、カリフラワー、
玉ねぎ、アボカド、セロリ、胡椒、唐辛子、たけのこ、キュウリ、ラディッシュ、豆苗、
チコリールッコラ、レタス、ほうれん草、クレソン、緑豆、ケール、カラシナ、海藻、
白菜、ねぎ、ブロッコリー、オクラ、塩、ハーブスパイス(添加物の入っていないもの)、
胡椒、レモン汁、リンゴ酢、ココナッツオイル、ココナッツアミノ(ココナッツ醤油)、
オリーブオイル
カンジダ除菌(2 ヶ月)
【薬とサプリメント
ナイスタチン 1 週間…1 錠×1(朝食後)
1 週間…1錠×2 回(朝食後・夕食後)
その後…1 粒×3 回(朝食後・昼食後・夕食後)
キャンディバクティン 1粒×2回(朝・夜 食事後)
カンジダサポート 2 粒×2回(食後)/カンデックス 2 粒×2回(食間))
マグネシウム、乳酸菌は継続服用

【食事】
カンジダ除菌中は食事が重要です。基本は以下です。
*でんぷん質が低いオーガニックの野菜だけ食べる+オーガニックの卵2 個
・でんぷん質が多い野菜は摂らない(イモ、ニンジン等の根菜類など)
・果物を摂らない
・砂糖(特に精製されたもの)を使わない
・肉、魚は摂らない
摂るべき食材の基本
でんぷん質を含まない野菜をたくさん食べる
加工していないものを摂る
タンパク質は卵か新鮮な肉から摂る(加工肉はNG)
ハーブやスパイスを使う
できるだけオーガニックのものを選ぶ
水をたくさん飲む



Ⅳ.食事の摂り方・食事と便の記録の仕方
1.食事の摂り方
特別な事情、特別な目的がない限り、
① 和食、菜食中心で

②その他重要な点
(1)カルシウムを単独で摂らない。マグネシウムを十分摂る
乳製品には特に気を付けてください。
牛乳はカルシウム:マグネシウム=10:1ときわめてバランスが悪い
(2)よい油を摂り、悪い油を摂らない
ω3食品を多く、ω6食品を控えめに、トランス脂肪酸は摂らない
ま 豆類、大豆製品(味噌、納豆) たんぱく質マグネシウムが豊富
ご ごま、ナッツなど種実類(ナッツなど)抗酸化栄養素やミネラルが豊富
わ わかめ、昆布などの海藻類 抗酸化栄養素やミネラルが豊富
や 野菜 ビタミン、食物繊維が豊富
さ 魚介類(特に小さい青背魚類)たんぱく質やオメガ3 を供給
し しいたけなどのキノコ類 ビタミンD やムコ多糖類が豊富
い イモ類 食物繊維が豊富
オメガ3 亜麻仁油、シソ油、エゴマ油、DHAEPA 青魚
オメガ6(べにばな油、コーン油、サラダ油、マヨネーズ)
トランス脂肪酸( マーガリン、ショートニング、加 工 油 脂 、ファットスプレッド、植物油脂、
スナック菓子やクッキー等、シチュー等のルウ、インスタント食品、菓子パン、レトルト食品、
ファストフード、古い油、フライ、アイスクリーム、チョコレートなど)




(6)生の食品をなるべく多く取り入れる
(7)加工食品に気を付ける (→腸内環境を悪化させます)
(8)悪いものをとにかく摂らない
(9)副腎疲労がある場合、過度な糖質制限を行わない
加工食品のガイドライン
・インスタント食品、ジャンクフード
・保存料、防腐剤、合成着色料、合成香料、結着補強剤、PH 調整剤、亜硝酸ナトリウム
(消毒剤)、ショートニングなどが入っているもの
・保存料無添加でも腐らない加工がしてあるものは注意(コンビニのお弁当、おにぎりなど)
・缶詰はアルミニウムの害があるので、控える



Ⅴ.サプリメント

①ビタミン・ミネラル
Seeking Health リポソーマルビタミンC
【飲み方】ティースプーン 1 起床後すぐ
BIO NATIVUS トレースミネラル マグネシウムなどの補給
【飲み方】ティースプーン1×2 回 朝食前/朝食後 水など入れて
飲んで胃に違和感がある場合は食後
(油の多い食事時は吸収が悪くなるので注意)
Seeking Health 電解質(Optimal Electrolyte) マグネシウムなどの補給
【飲み方】スプーン1×2回 朝・夜 220mlの水に溶かして
Pure encapsulation トレースミネラル
【飲み方】1 粒 朝食後
Pure encapsulation Zinc 30
【飲み方】1 粒×3 回


③腸内環境改善
Metagenics ウルトラフローラ・アイビー 乳酸菌
【飲み方】2粒 朝食前
すかい21 PF 乳酸菌
【飲み方】1 包×2 回 朝食前/就寝前

④腸の炎症対策
Metagenics グルタジェニックス
【飲み方】1 包 朝食前
⑤免疫調整
Metagenics プリバイオプレックス・インテンシブ・ケア
【飲み方】1 包 朝食前
⑥食物繊維
Metagenics エンデフェン
【飲み方】1包 朝食前
⑦消化酵素
Metagenics スペクトラザイム
【飲み方】2 粒×3 回 毎食時直前
2食の場合は1日2回
カンジダ除菌
Metagenics キャンディバクテイン・エーアール カンジダ除菌
【飲み方】2 粒 朝食前
デトックス治療 (飲み方の詳細は治療の流れの頁参照)
Seeking Health リバーニュートリエンツ 肝臓ケア
【飲み方】1粒×2回 朝食後/夕食後
Seeking Health リポソーマルグルタチオン
【飲み方】ティースプーン1 夕食30 分前