「心(脳)の病」と「腸での栄養吸収障害」
ようするに鬱ってのは
ストレス→消化能力等の低下→栄養失調(ビタミン、ミネラル)→鬱(脳の栄養失調)
ってことですな。
んで結局問題はストレスで、ストレスの少ない環境に身をおくか、
ストレスの少なくなるような考え方をみつけだすことが治療につながると。
これらは一番根本的な問題であるストレスを解消せずにその中間の過程で
鬱までの道を食い止めるもので、一時的な対処としては十分に有効だが
根本的な解決にはならない。
いわれてみるとやっぱりなーという感じです。
心身の適切な働き←栄養←腸での吸収←食事
それぞれ臓器によって利用される栄養素って違うんですね。
さて、腸管を含む粘膜の状態を左右する栄養素が3つあります。
それは、鉄、タンパク質(特にグルタミン)、ビタミンAと言われています。
これらが不足気味になってくると、腸のトラブルも生じやすくなります。
食事で取り込まれたものを、腸は傷つきながら、必要なものを選んで吸収します。
そして、先ほどの三要素を使って、次の食事のために修復し続けているのです。
うまく修復できずに、ズタボロの腸管になっている状態のことを
リーキーガット (Leaky Gut Syndrome=LGS)
というんだそうで、食物アレルギーなどの原因のひとつと言われています。
アレルギーは別としても、ズタボロの状態ではうまく栄養素を吸収できないでしょう。
ズタボロになると、必要なタンパク質の吸収も難しくなるので、悪循環。
こうなっちゃったら、吸収しやすい「アミノ酸」で摂る必要も出てきます。